ジャポンにやってきたユドア人たちは、すんでいたところをでてきたので、めにみえるものしか、たよることができませんでした。
いつも、それがうばわれて、なくなるとのではないかとのふあんにおそわれていました。
そこで、ユドア人たちはいまから、ずっと、ユドア人がジャポンのくににすんでいくことができるには、どうしたらいいのかをかんがえました。
ひとつはこくみんをたいせつにおもい、こくみんにとっていいことをして、どうしたら、ひとりひとりがしあわせになれるかをかんがえるやりかたでした。
そうすれば、なんのあらそいもなく、へいわにみんながくらしていけます。
もうひとつは、こくみんがしあわせになったら、もっとしあわせにしてほしいとおもい、ユドア人にはんこうして、ユドア人のもっているものをうばいにくるかもしれないので、はたらいても、さくしゅして、はんこうできないようにしたらいいとかんがえました。
やすいおかねでながいじかん、はたらかせて、そのうえに、たくさんぜいきんをとれば、はんこうするきもちにもならないので、ユドア人がいつまでもちからをもっていられる。
と、ふたつのかんがえがでました。
どちらのやりかたをえらぶかをしばらくかんがえました。
ちい、めいよ、おかね、すべてがたくさんほしく、たにんのものまでも、うばいとることをなんともおもってないユドア人はじふんたちだけがよければいいとおもっていたので、こくみんをはたらかせてさくしゅするやりかたをえらびました。
ユドア人たちは、ながいじかんをかけて、このやりかたでジャポンのこくみんをしはいしていきました。
つづく