女三界に家なしという諺があります。
女はこの広い世界のどこにも安住できる所がないという意味です。
私は結婚して20年以上、子育て、仕事をしてました。
今もその最中です。
子育てが終わり、仕事も辞める頃には忙しい日々から解放され、自分の人生が送れるようになると思っていました。
自分の人生といっても、何をすればいいのかわからなかったのですが、そのうちに見つかるとなんとなく思いながら、日々の生活に追われる毎日でした。
私が社会人になり結婚した当時は、バブルが弾けてすぐでしたので、まだ明日は明日の風が吹くと多くの人が呑気に構えていたころでした。
なので、将来のことに危機感を持ちにくい世代だったのかもしれません。
しかし、現実はそうはいかないと思い始めました。
景気の落ち込みによる収入の減少、社会保険料、年金保険料の負担増、子供たちの学費など
出費ばかりで手元に残るお金が年々減っていきました。
世の中の状況をみると、この傾向は止まらないと思いました。
住む家が安住しているなら、まだなんとかなると思えるところですが、私には悩みの種がずっとありました。
家は別ですが、同じ敷地内に住む姑、小姑のことです。
結婚して程なくして、なんとなく私とは合わないと思っていましたが、他人だから仕方ない程度に考えていました。
ある出来事を境に私は彼女たちから、激しく嫌われていることがわかりました。
嫉妬されていると思いました。
主人は私が悪いとは言いません。
彼女たちには何を言っても聞く耳を持ってないから相手にしてはいけないと言いました。
私も何を言っても無駄だと思っていましたから、一切、関わらないようにしました。
嫌な気を感じることで私も嫌な気持ちになりました。
体調を崩しかけたこともありました。
他人のことで悩んで、私自身が病気になったり、苦しむのは絶対に避けたいと思い、彼女たちのことを路傍の石だと思うように努力しました。
そうこうして、時間が過ぎていきましたが、子育て、仕事が一段落したら、私はここから出ていきたい、ずっとここで暮らしていくのは無理だと思いはじめました。
そして、諺の本を読んでいました。
女三界に家なしとは、まさに私のことだと。
女は昔からそうなんだと。
テレビでは、嫁、姑のことを面白おかしく、ドラマ化していますが、現実はそんな甘いものではありません。
女の多くはこのような人生を送るしかないのなら、私もそうなっていくのだろうと諦めかけていました。
たまたま、観ていた3.11のYoutube動画の関連記事の中にあった人工地震に関するラプトさんの対談動画を聞き、解説記事の細かさに驚きました。
こんな話をする人は始めてでしたが、辻褄が合っていましたし、新鮮で楽しかったです。
今まで私たちが真実だと思ってきたことのほとんどが嘘だとわかりました。
癌は存在しない、原発は存在しない。
危険、恐いと思ってきたことが実際は存在しないことがわかり、安心できました。
そして、朝会の御言葉を聞きました。
これだ‼︎と思いました。
神さまはいらっしゃる、神さまは私たちを見ていてくださり、愛してくださっている、神さまを愛することが人間にとって真に生きていくべき道だと。
過去の御言葉を聞いていきました。
人生観が一気に変わりました。
無神論の私でしたが、真っ当に生きていれば、神さまが助けてくださる。
神さまの示してくださる道を歩むことは正しい道を歩むこと。
神さまはそのように人間を昔から導いてくださっていた。
神さまが導いてくださる道ならば、絶対に喜びに満ちた道が拓けると思いました。
今まで、悩んでいたことなどどうでもよくなりました。
まさに塵、芥です。
神さまの道を知らずにいた時までは、嘘に囲まれた小さな世界で右往左往しながら、光さえも探すこともなく生きてきました。
塵、芥をまるで巨大なもののように捉えて、ジタバタしていました。
しかし、神さまの道は真理に囲まれた光溢れる世界に通ずる道です。
私の周りにも、世界中にも、光溢れる世界を知らずに目先のことだけで精一杯の人たちがたくさんいます。精一杯過ぎて、苦しさや辛さを認識することもできない人もいます。
そのような人たちに、私は神さまの光の存在と素晴らしさを伝えていきたいです。
女三界に家なしの諺のように一生、平安な生活が女にはできないと思わされている人に、そんなことはないよ、と。
ここにあるよ、と。
私は伝道して、神さまが与えてくれる喜び、愛を多くの人に伝えたいと思っています。
そのように生きることが人間にとって、最高の生き方だと確信しました。
最高の生き方ができるように努力することは、今の世の中では抽象的で理想論に捉われますが、朝会でのラプトさんの御言葉は具体的に努力の方法を教えてくれています。
その通りに行えばいいのです。
生きかた、努力の仕方は世間で言われているほど複雑ではなく、とてもシンプルなものでした。
こんな素晴らしい生き方を教えてくださったことに感謝しています。
実践していける者になれますように。